JMPAカラーに準拠した「PDFの設定ファイル」というのを使うことがありますが 、
これを読み込んでいるにもかかわらず、
書き出したJ-PDFのプリフライト解析で、TAC値が320%以下に収まらない事がある。
TAC値は327.684%だったので、7.684オーバーという事になる
カラー設定をJapan Web Coated (Ad)に変更したり、
オブジェクトのリッチブラックを排除したり、濃色のKを減らしたりして
使用しているオブジェクトのTAC値が320%を超えていないのを確認したけど、
結果は、321.1%
あと1.1%オーバーが直せない。
あと1.1%どうやったら減らせるのか?
真夜中、いやもう明け方か、何時間もデータを向き合ったまま
・イラレのカラー設定は? →Japan Web Coated (Ad)になっている。
・提供されたプロファイルは? →間違いなく読み込んでいる。
・使用しているオブジェクトのカラー →TAC値(320%)を超えていない。
あとは、
埋め込み写真をフォトショップで開き直して設定をチェックしたり、
イラレ上のオブジェクトやテキストのカラーをチェックしたり、
計算機を持ち出してインク量を計算してもみたが、インク量は320%を超えていない。
同じ工程を何度も何度も繰り返しチェックするけど、ラチがあかない。
時間は無情に過ぎていく。
プロファイルは、指定済み。
カラー設定は、設定済み。
なら、まだ手をつけていない部分で他に何かできる事はないか?
見つけましたよ!!
イラレの「PDFプリセット」という項目をチェックしたら、
JMPAカラーの設定プロファイルが読み込まれているのに、指定されていなかった。
というわけで、イラレの「PDFプリセット」で、
最新の送稿用プロファイルを指定してから再度書き出したら
TAC値は320%以下に収まっており、プリフライト解析のエラーが消えていました。
そういうわけで、
PDFプリセットのチェックを忘れたらまたエラい目に合いそうなので
自分メモとして残しておきたいと思います。
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追記
追記:
同じ要領で、若干サイズの大きなデータを制作した場合、
サクサクっといくのかと思いきや、なぜか、320.00926でエラー。
0.1以下なんだから、四捨五入してくれればいいのに...むにゃむにゃ...><
イラレのソフトって、TAC値のコントロールが出来ないので
支給されたプロファイルに従ってPDFに書き出すことになるのだが
解決策は、そのプロファイルをカスタムするところにありました。