様々な隠し事が露わになった年と言えるのではないでしょうか。
これには「干支」が関連しているのかもしれません。
昨年、干支について少し調べていた時に「2016年は、秘密がバレる年」と書かれていた記事を見ていたことを思い出し、ざっくりした「1年のうねり」を見るには、干支は案外使えるのかも?と思ったので、来年がどんな「年まわり」なのかについて、私なりに調べてみました。
干支というのは、十二支と、十干(じっかん)が組み合わさったもので
十二支と十干にはそれぞれ意味があり、生命の成長サイクルを表しています。
(文末に、簡単な表を入れてみました)
2016年は「丙申」でした。
丙(ひのえ)は、太陽を意味し、万物が明らかになる状態を意味し、申(さる)には、金・剛金を意味し、果実が成熟して固くなる状態を表しています。
上記の2つの意味を合わせると=日ごろの行いの成果がでる年。
つまり、
「これまでコツコツ頑張ってきた人は、努力が目に見えて形になる年」であり、「隠し事をし、曖昧にやり過ごして来たコトがバレる年」とも言えます。
芸能界だけも、例年に比べて、不倫や薬物所持などの露呈が多かった気がしますよね。
またオリンピックでは、選手の皆さんがこれまでコツコツ積み重ねてきたことが、目に見えて形になった年でもありました。
では、2017年は、どんな年になるのか?
私は占い師ではないので、あちこちの記事を読んだ「わたしなりのまとめ」でしかありませんけど、下記にまとめてみました。
2017年は、丁酉ですから、
丁(ひのと)は、人工的な火を表し、一人前として認められた状態を意味し、
酉(とり)は、加工された金属を表し、果実が成熟の極限に達した状態を意味します。
「人工的な火が、金属を溶かす」
このような組み合わせは、上に対して下が弱い関係「相剋(天地の平衡が失われる)」と言って、あまり良いとは言えない組み合わせだそうです。
丁(ひのと)と酉(とり)の、2つの意味を合わせると
一人前として認められた状態・果実が成熟の極限に達した状態なので、
まだもう少し伸びたい青年木(挑戦)と、これ以上は伸びない壮年木(安定)が
同居している(矛盾がある)と言えるのかもしれませんね。
安定か?挑戦か?どちらを選ぶか、迷う年になるのかもしれません。
再来年の2018年は、己戌。
己(つちのと)は、秀でた物が更に伸びて行く状態で、
戌(いぬ)は、草木が枯れる状態なので、2018年には、枯れる前に刈り取らなければならない「実」があるようです。
それを踏まえて自分のことに置き換えるならば
2017年は、
壮年木(これまでやってきたこと)と、青年木(いま挑戦していること)を
冷静に見つつ、どちらを どのように刈るべきか? を、考えながら動けばいいのかな?
干支について、これまであまり気にしてこなかったので、まだよくわからん(笑)
ので、
これは2017年の年末に記事を読みなおして、反省会をやることに致しましょう(笑)
干支の組み合わせを見る表
【十干】
甲|きのえ |木|巨木|押さえ込まれ芽が出ない状態
乙|きのと |木|草花|擦れ合いながら抜け出す状態
丙|ひのえ |火|太陽|万物が明らかになる状態
丁|ひのと |火|焚火|一人前として認められた状態
戊|つちのえ||乾土|成長した後に変化・退化して行く状態
己|つちのと|土|湿土|秀でた物が更に伸びて行く状態
庚|かのえ |金|鋼鉄|変更・改まる状態
辛|かのと |金|宝石|成長を極めて変革する状態
壬|みずのえ|水|大河|芽が出ようとして膨らんでいる状態
癸|みずのと|水|雨露|規則正しく萌芽する状態
【十二支】
子|ね |水|大河|新しい生命が種子の中に萌し始める状態
丑|うし |土|柔土|寒さの為、まだ伸びる事が出来ない状態
寅|とら |木|大木|前後左右に大きく「のびる」草木の状態
卯|う |木|草木|草木が成長し、地面を覆う様になった状態
辰|たつ |土|硬土|形が整い、花も咲き、成長する状態
巳|み |火|弱火|草木の成長が極限に達した状態
午|うま |火|太陽|草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態
未|ひつじ|土|柔土|果実が熟して滋味が生じた状態
申|さる |金|剛金|果実が成熟して固まって行く状態
酉|とり |金|金属|果実が成熟の極限に達した状態
戌|いぬ |土|硬土|草木が枯れる状態
亥|い |水|雨露|草木の次の生命力が種の中に閉じ込められた状態