JMAA 被災地ワークショップ第5弾 七ヶ浜ワークショップ2日目(7カ所目)

2011年9月15日木曜日

t f B! P L
被災地の皆さんの心のケアとして実施しているJMAAの手描きTシャツワークショップ
7カ所目の訪問が、七ヶ浜というのも、なんだかステキな偶然です。

JMAAのスタッフは、朝から元気いっぱいにボランティアセンターに集合。

宮城出身のクリエイターさんも現地で参加してくださる予定だったのですが
連日の気温差もあってか、体調を崩されたとのことで欠席となりました。

東京からは、
いつもJMAAのプロジェクトを全力で支援してくださっている
久米繊維工業株式会社から、竹内さんが、応援に駆けつけてくださいました!

被災地ワークショップでご協賛くださっているTシャツは
その優しい手触りは被災地の皆さんにも大好評です。


ボランティアセンターでは
受付を済ませてから、ミーティングと、軽い準備運動を行います。

受け付けをすませると、こんなペンダントが貰えます。
津波で流された桜の木でしょうか。
センターの脇には桜の枝が沢山置かれていました。


七ヶ浜で一番大きな規模の仮設住宅は
ボランティアセンターのすぐそばなのですが、撮影禁止と言う事で
建物等の写真は撮りませんでした。

会場に入って準備をする頃には
集会所には、すでにお年寄りが集まってコーヒーを飲まれていました。

お年寄りの皆さんのお話によると
土曜日の今日は、小学校の共同運動会で、小学生と若いお母さん方は
皆さんそちらに行かれているそうで...

お留守が多いのは残念ですが、みんなが楽しみにしていただろう運動会が、お天気に恵まれて良かったと思いました。

と言う訳で、
2日目は、人数は少ないですが、その分、一人がじっくり時間をかけて描くことができました。

(竹内さんが撮影してくださった写真から)

(竹内さんが撮影してくださった写真から)

どこへ行っても、大人にも、子供にも、スキージーは大人気!
ステンシルと組み合わせて、自分だけのTシャツに仕上げてゆきます。

こちらは男の子が描いたものですが
ステンシルでトントンしたものをアレンジして、Tシャツに大きな宇宙ができました。


オレンジと黄色のグラデーションがきれいな
この筆文字を描いたのは、漁師のおじいさん。

智義丸というのは、おじいさんの船の名前ですが
3月の大津波で、流されてしまったそうです。

ボランティアセンターでは、写真撮影を歓迎していないため
ボランティアセンターを通じて伺った会場については、喜んで撮影に応じてくださったみなさんではありますが、個人の顔を大きく掲載するのは控えたいと思います。

以下は、小さいですが、
この2日間の様子を1枚の画像にまとめてみました。


七ヶ浜を後にして、仙台に向かう途中の夕焼けがとてもきれいでした。

仙台市街地で、温かいチャイを飲んで
ここで、山形のクリエイター千夜さんとお別れ。
inaさん、Keithさんと、竹本はここから車で東京に帰ります。

サービスエリアで食べた夕食は、牛タンシチュー。

東京に着いたのは、深夜2時。
電車はもう無いのでまたネットカフェに立ち寄り、身体を休めて
朝8時にレンタカーを返却して、在京メンバーとは東京駅で解散。

竹本はまだここから、新幹線で大阪に戻らなければならないのでw
自宅に到着したのは13時ごろでした。

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6月以降、被災地7カ所を回って参りましたが
皆さんと一緒に描いたTシャツは約400枚
青山のストリートワークショップで描いたTシャツが約50枚
クリエイター有志のライブドローイングTシャツが約30枚
クリエイターのチャリティTシャツが約100枚

合計すると、JMAAと久米繊維でお預かりしているTシャツは、600枚近くになります。
この他、皆で描いた大きな横断幕も何枚かあります。

これらの成果物を、なんとか一斉に展示したいということで
現在、宮城、または東京で会場を交渉しています。

なるべく早く一斉展示を実現させて、参加してくださった皆さんのお手元に、Tシャツをご返却(プレゼント)したいと思っています。

引き続き、JMAAをよろしくお願い致します!


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